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歯の豆知識

2016/06/27
夏場の水分補給に関して

山形市あこや町ゆうきデンタルクリニックの院長 結城光隆 です。

夏場は外出すると喉が渇きます。

唾液の出る量ももちろん少なくなってきます。

普段口腔内は中性に保たれていますが、甘いものを摂取した時は乳酸菌により口の中で酸が産生され、臨界pHを下回り歯が溶かされ、虫歯ができやすい状態までpHが下がっていきます。

pHとは、水溶液の性質をあらわすひとつの単位です。

通常、口腔内のpHは6.8~7.0の中性です。
唾液のpHは唾液中の炭酸塩やリン酸塩によって一定に保たれており、この機能をpH緩衝作用といいます。

しかし、何らかの原因によってpH緩衝作用が上手く働かずに口腔内が酸性に傾くと歯が溶けてむし歯になり易くなります。

とくにpHが5.5より低くなると脱灰(エナメル質が溶け出すこと)が起こり始めます。このpHを臨界pHといいます。


唾液の緩衝能によりpHは中性に戻り再石灰化(酸によって部分的に脱灰された歯のエナメル質の内部に再び新しいカルシウム塩の結晶が析出し沈着すること)が起こります。

健康な状態では、このバランスがとれていますが、様々な原因で口腔内の環境が脱灰方向に傾くと初期むし歯の発生を促します。

唾液の緩衝作用が正常であれば口腔内の環境が中性に近いpH7.0まで30分程度で戻ることができます。

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夏本番でこれからぐっと暑くなってくると当然唾が出にくくなり、喉が渇くため甘いものやスポーツドリンクで水分補給をしやしくなります。

唾液が出にくい状態で甘いもので水分補給をすると、口腔内の細菌から酸が産生されたとき唾液の緩衝能力が低下し、口腔内の産生状態が元の状態まで戻りにくくなり歯が溶ける環境が長続きしやすくなってしまいます。

長時間の外出により外での水分補給が必要な場合は甘くない飲み物を飲むことをお勧めしています。

お子様連れのお母様は水分補給のタイミングはもちろん、提供する水分内容にもこだわってくださいね!!

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